中国地方は良質な砂鉄が採れるため、たたら製鉄が盛んに行なわれていました。
たたら製鉄により生産された玉鋼の積だし港として栄えたのは安来市でありますが、この地方には至るところに鉄の文化遺産が残っています。
「鉄の道文化圏」は、島根県の安来市・広瀬町・大東町・仁多町・横田町・吉田村の6市町村が共同で1987年に取組んだプロジェクトです。
6市町村のプロジェクトの核となる文化館を建設することにより鉄の文化を保存・公開し、それを通じて未来への新しい可能性を創造していくことを目的としています。
現在は市町村合併により所属が安来市・雲南市・奥出雲町の3市町に変わっています。
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