人はこの地で、再び「鉄」に出会う。

「鉄の道文化圏」は、島根県の安来市・広瀬町・大東町・仁多町・横田町・吉田村の6市町村が共同で1987年に取組んだプロジェクトです。6市町村のプロジェクトの核となる文化館を建設することにより鉄の文化を保存・公開し、それを通じて未来への新しい可能性を創造していくことを目的としています。現在は市町村合併により所属等が若干変わっています。

**鉄の道文化圏の事務局は和鋼博物館にあります。


 
文化館の紹介

古代鉄歌謡館(雲南市大東町)

金屋子神話民俗館
(安来市広瀬町)

たたら角炉伝承館
(奥出雲町上阿井)

奥出雲たたらと刀剣館
(奥出雲町横田)

鉄の未来科学館
(雲南市吉田町)

和鋼博物館(安来市安来町)

 


 





須佐之男命(スサノオノミコト)にまつわるエピソードが多く残され、神代神楽が伝承されている町です。須我神社は、須佐之男命が日本で初めて和歌を詠んだ地であり、初めては宮居をかまえた地であると伝えられています。


鉄の風土と神話から生まれた「うた」をテーマとし、世界中の神楽や大蛇演劇の公演などを行う劇場と、鉄にかかわる芸能を展示する博物館の2つの機能を持っています。博物館としては、神楽に使われる仮面の展示のほか、オーディトリアムやパネルにより鉄にかかわる歌謡と大蛇神話や水神信仰の民族史などを紹介。ビデオテークでは、現在舞われている神楽の演目全曲が見られます。

島根県雲南市大東町中湯石
0854-43-6568
●入館料/一般210円(150円)、小中生100円(50円)  ( )内は20名以上の団体料金
●開館時間/9:00〜17:00  (入館は16:30まで)
●休館日/火曜日 ※劇場使用の貸し出しあり。

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戦国時代、中国地方に覇を唱えた尼子氏の居城跡、月山(がっさん)を中心に城下町として栄えた町です。たたらの職人をはじめ鉄にかかわる人々の信仰を集めた金屋子神社の本社は、現在でも製鉄・治金関係者らが多く参詣しています。

新生安来市の誕生に伴い金屋子神話民俗館は和鋼博物館博物館が合わせて管理する形になりました。

**現在共通券(和鋼博物館と金屋子神話民俗館の共通割引入館券)を準備中であります



人の自然への働きかけである技術から生まれる神への「いのり」をテーマとし、たたら師の伝承、たたらにまつわる民話などを紹介しています。また、金屋子神社縁起絵巻を通して神話に込められた意味を探る試みとともに、金屋子神社だけでなく、広く人間の営みにかかわる技術神の系譜も紹介しています。

島根県安来市広瀬町西比田
0854-34-0700
●入館料/一般300円(250円)、高校生200円(150円)、小中生以下無料  ( )内は20名以上の団体料金

●共通券/当館は和鋼博物館の運営になっていますので共通券(割引券)を発行しています。ご利用下さい。一般500円、高校生300円、小中生以下無料 
●開館時間/10:00〜16:00
(入館は16:30まで)
●休館日/水曜日(祝日の場合翌日)

 


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たたらが必要とした豊かな森林と砂鉄に恵まれた鉄山を経営した櫻井家によってたたら製鉄が盛んに行われていました。また、ダイナミックな渓谷美がすばらしい名勝「鬼の舌震」でも名高いところです。



たたら製鉄が、近代様式製鉄法に経済性で対抗できず衰退していった一時期、たたらに洋式製鉄法を取り入れた角炉による製鉄法が行われました。炉を粘土製から煉瓦製の高炉に替え、連続操業ができるようにしたものです。櫻井家が経営していた槙原たたらに残された当時の角炉とその周囲施設を修復して角炉製鉄の技術とともに公開し、たたら製鉄の歴史の最終章を紹介しています。

島根県奥出雲町上阿井
0854-54-1221
●入館無料
●開館時間/9:00〜17:00
●年中無休

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絲原家をはじめ、多くの鉄山師(鉄師)によるたたら製鉄が隆盛を極めた地です。現在でも日本刀の材料となる玉鋼を得るために、古式たたら製鉄が行われています。またヤマタノオロチ神話の舞台でもあります。



まちを一望できるむらくもの丘に建ち、日本刀を鍛える過程をはじめ伝統的な鍛冶の技術を公開し、「日刀保たたら」で作られた■など多彩なたたら資料を展示しています。その中でも圧巻はたたらの切断面モデル。すべて実際に使われていた材料で作られ、たたらの地下構造までをも再現しています。また月に2回、横田町在住の刀匠・小林3兄弟による日本刀作刀鍛錬の実演も行われています。

島根県奥出雲町横田
0854-52-2770
●入館料/一般510円(400円)、小中生250円(200円)
●日本刀鍛錬実演日入館料/一般1,220円(1,010円) 小中生610円(510円)  (実演日は毎月第2日曜日・第4土曜日)
●開館時間/10:00〜17:00
●休館日/月曜日(祝日の場合翌日)

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たたらが盛んだったら当時の永代たたら跡・菅谷高殿が日本で唯一現存しています。「鉄の歴史村」を宣言し、鉄に関する博物館の建設や鉄のシンポジウムの開催などの活動を行って、鉄の歴史と文化を継承してきました。



世界の製鉄炉の変遷を中心に、世界の炉の原寸復元模型や16面マルチビジョンによる多角的な展示方法で製鉄産業を振り返り、同時に鉄の最新技術を紹介することにより、鉄の新しい可能性を紹介しています。鉄の未来科学館の建つオープンエアーミュージアムには、和鋼生産研究開発整備(現代たたら)や「たたら鍛冶工房」などの施設が建ち並び、地域間交流の拠点として利用されています。

島根県飯石郡雲南市吉田町吉田
0854-74-0921
●入館料/一般500円(400円)、小中生250円(200円)  ( )内は20名以上の団体料金
●開館時間/9:00〜17:00(入館は16:00まで)
●休館日/月曜日(祝日の場合翌日) ※「鉄の歴史博物館」「山内生活伝承館」との共通券/一般1,000円、小中生500円

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中国山地でたたら製鉄が盛んに行なわれていましたが、安来はたたらでできた鉄(特に刃物用素材)の全国への積み出し港として繁栄しました。現在も刃物鋼を生産して、全国各地に出荷して「鋼の町」として息づいています。



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